首都圏・関西圏では私立・国立中学の中学受験が非常に盛んで、特に東京都内では中学受験が一般的になりつつあります。
とはいえ、中学受験は決して易しい試験ではありません。
主に以下の4つの特殊性が理由となり、中学受験は小学生にとって非常に難しい試験と言えます。
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1学校の勉強と中学受験の内容は全く別物
中学受験では、小学校で習う内容を大きく超える難易度のものばかりが出題され、小学校の勉強と中学受験の内容は全く別物です。特に算数ではその傾向が強く、つるかめ算・ニュートン算・旅人算などの“特殊算”という独特の解法が求められます。
つまり、いくら小学校での勉強ができるお子さんでも、それとは別に“中学受験の勉強”を開始しなければ、中学受験に挑戦することはできません。 -
2進学塾は予備校
「学校で習ったことを進学塾に通うことによって定着させる」という図式の高校受験とは違い、「進学塾で初めて中学受験の内容を習い、習ったことを家庭学習によって定着させる必要」があります。
つまり、“進学塾”は中学受験のサポートをしてくれるところではなく、中学受験のカリキュラムを提供してくれる“予備校”という位置づけになります。そして、進学塾ごとにシステム・特徴が違うため、各塾のシステム・特徴を十分に把握する必要があります。 -
3志望校別に問題傾向が違う
中学受験生は毎月のように模擬試験を受けますが、志望校に偏差値が届けば合格できるわけではありません。 志望校別に問題傾向が違うため、偏差値が届くことに加え、過去問対策が必要になります。 極端に言えば、偏差値が届いていても、過去問対策が不十分であれば、合格できません。
また、早い段階で志望校を決めておかなければ、学習の方向性を決定できないため、大きなデメリットとなります。 -
4ご両親のサポートが前提となる
中学受験は難易度が高いため、宿題をやっていると必ず分からない問題が出てきます。 解説が全て丁寧に記載されているわけではなく、また塾の先生へ質問することも限界があるため、ご両親が問題の解答・解説のサポートを行う必要があります。
また、計画的な学習が求められるにも関わらず、小学生の経験値では自身で学習計画を立てることは事実上不可能です。 学習計画においてもご両親のサポートが前提となっている受験といえます。
コーチング1では、中学受験の特殊性を踏まえた上で、以下の4つのポイントを押さえた、中学受験コーチングを行います。
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1中学受験ロードマップの提案
コーチング1では、大まかな計画を立て、中学受験の方向性を定めることから始めます。
まずは面談にて「学習状況のヒアリング」「模擬試験等のデータ分析」「体験学習」を行い、お子さんの能力および学習状況を正確に把握します。 その上で、「志望校選び」「模擬試験での目標設定」「家庭学習の基本方針」といった中学受験のロードマップを提案します。
また、LD(学習障害)、ADHD、自閉症スペクトラム等の発達障害の特性に合わせた中学受験対策も可能です。
発達障害コーチング -
2進学塾別コーチング(家庭教師のみも可能)
進学塾と併用する場合、各塾に合わせてフォローします。
SAPIX対策コーチング
日能研対策コーチング
四谷大塚対策コーチング
早稲田アカデミー対策コーチング
栄光ゼミナール対策コーチング
市進学院対策コーチング
浜学園対策コーチング
希学園対策コーチング
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3志望校別過去問コーチング
志望校の過去問傾向に合わせた対策を立案します。
ただし、志望校の過去問傾向の把握といっても、すぐに過去問を解き始めるという意味ではありません。 実際に過去問を解き始めるのは6年生の10月頃からですが、その前に大まかな過去問傾向を把握し、家庭学習・学習計画の方向性を定めます。 下記の「志望校別過去問対策」のページを参考にしてください。
中学受験・志望校別過去問対策
私立中学・お得校データ -
4家庭学習コーチング
「時間管理」と「優先順位」を重視した家庭学習の学習計画を立て、目標達成へ導くコーチングを行います。
中学受験は学習量が多いにも関わらず、お子さんの体力には限界があるため、時間管理によって集中力の範囲内で家庭学習が行えるように指導します。 また、一律に作られている進学塾のカリキュラムは必ずしもお子さんの目指している学校やレベルに合うとは限りません。 お子さんにとって本当に必要なことから優先的にこなし、効率の良い学習が行えるように指導します。
各進学塾別対策
既述の大手進学塾に加え、啓明舎、啓進、中萬学院、川崎予備校、ena(エナ)、TOMAS(トーマス)、おぎしん、第一ゼミナール、能開センター、馬渕教室、成基学園、開成教育セミナー、名進研など他の進学塾にも対応可能。
中学受験は「長期間におよぶ膨大な量の学習による心身の負担」という点、また「浪人がない受験ゆえの失敗が許されないことによるプレッシャー」という点で小学生のお子さんにとって過酷なものです。
このような過酷な受験を頑張っているにも関わらず、「時間をかけて頑張っているのに成績が上がらない」という事実は、お子さんの学習への意欲や自信を奪ってしまいます。
もし何か問題点や気になる点が見つかったときは決して問題解決を先延ばしにしないでください。
コーチング1の感染症対策
コーチング1ではコロナ禍が収束するまで感染症対策を継続していく所存です。
「個別ブース」「マスク着用」による飛沫感染の徹底予防 、「手洗い・手指除菌」「机・ドアノブ等の除菌」による接触感染の徹底予防、「全入室者検温」によるリスク管理、「換気の徹底」および「空気洗浄機の導入」による3密回避などの施作により、安心して学べる環境を整えています。
感染症対策の詳細はこちら