SAPIX(サピックス)の強み
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1使用テキストのボリューム・質が高い
SAPIXでは筑駒や開成といった難関国立私立高校を狙うため、質の高いテキストが十分に与えられます。
例えば数学であれば、「BASIC Sapix」は新たな単元を学び、「MAIN Sapix」で学んだ内容を基礎から応用、発展まで含んだ演習問題で定着を図るテキストとなっています。
これによって十分に問題演習と復習を行うことができます。
※SAPIXでは毎年テキストを改訂し、更なる質の向上を図っています。 -
2少人数制の能力別クラス
SAPIXでは少人数の能力別クラスを採用し、1クラス15人前後の細かいクラス分けを行っています。
この仕組みのメリットはクラス内の実力差を均等化でき、授業効率があがるということです。
また、クラスはテストによって頻繁に昇降します。
トップクラスであるZクラスに定着できれば、開成・筑駒を狙う力が着実に身につきます。 -
3復習主義に統一されている
SAPIXでは新しい授業を受けるときに単元ごとにまとめられたテキストが配布されます。
これにより予習をすることができず、予習・復習に時間を分散させることなく、復習に集中することができます。
また、「MAIN Sapix」には基礎から応用、発展まで含んだ演習問題が豊富にあるため、復習しやすいテキストとなっています。
SAPIXはテキストや塾の仕組みが復習型に統一されているため、エネルギーが分散せず、効率的な学習ができます。
SAPIX(サピックス)でつまずきやすいポイント
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1テキストのレベルが高すぎる
基本的には難関国立・私立向けの塾ですので、公立や中堅校狙いのお子さんにとってSAPIXのカリキュラムのレベルは高すぎます。
確かにSAPIXのテキストは質が高く、非常によくできたテキストです。
しかし、問題量が多く、なおかつ難易度が高い問題も数多く含まれるため、やみくもにこなそうと思うと無理が生じてしまいます。
そのため、問題を難易度別に分け優先順位をつけ、学習計画を立て、計画的にこなす必要があります。 -
2テストの結果に一喜一憂してしまう
SAPIXではテストによってクラス分けが頻繁に行われます。
テストを復習の材料として使えばいいのですが、どうしてもテストの結果に気をとられ、お子さんのモチベーションを減退させてしまうことがあります。
さらには目先のテストにとらわれ、テストに向けた突貫工事のような勉強を始め、学習効率を下げてしまいこともあります。 -
3復習の見通しが立たない
中学生のお子さんがテキストの使い方や復習のやり方を工夫、解答・解説やスケジュール管理を徹底し、モチベーションをコントロールすることは非常に困難です。
ですから子供任せにしたところで、良い結果は望めません。
復習の見通しが立たない場合は、周りの協力が必要となります。
SAPIX(サピックス)対策コーチング
1テキストの有効活用 | SAPIX対策の最重要ポイントは、お子さんの志望校や学力に合わせて効果的にテキストを使用することです。 目標や学力に合わせて「BASIC Sapix」「MAIN Sapix」「ASSIST」の問題を取捨選択し、得意・不得意に合わせて優先順位をつけた学習計画を作成します。 さらにそれらの問題に適切な時間配分をつけ、テキストを有効活用するコーチングを行います。 |
2テストは復習の材料 | テストの結果だけで一喜一憂することは、結果の良し悪しを問わず、受験生にとって良くない行為です。
テストはあくまで復習の材料として活用します。 復習といっても解答・解説に目を通し、解き直しをするだけでは不十分です。 結果を分析し、判明した弱点や問題点を踏まえた上で類題を用いた復習を行うことによって、より高い質の復習が行えるようにコーチングします。 |
3復習中心の学習計画 | 復習主義のSAPIXについていくためには、家庭学習における質の高い復習のやり方を身につけなければなりません。 適切な復習は「いつ・どこを・どのようにやるか」が明確にできるかどうかがポイントです。 しかし、これらのことを口頭やメモ書き、ToDoリストのような形式で指示をしても中学生にとっては不十分です。 時間割形式で、復習スケジュールを盛り込んだ学習計画を作成し、お子さんを合格へ導きます。 |
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