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聖光学院中学校・過去問対策コーチング

聖光学院中学校・算数

試験時間:60分
満点:150点
問題難易度:A〜B(A・B・C・D・Eの5段階)

算数・過去問傾向分析
神奈川御三家である聖光学院・算数の試験時間は60分、設問数は15問前後となっています。
飛びぬけた難問は出ませんが、図形問題の難易度は非常に高く、また全体的に思考力が問われる独自性の強い問題が多いため、決して易しい問題ではありません。
特に近年、考え方や途中式、グラフなどを書かせる問題が出題される傾向にありますので、時間配分にも注意が必要です。
大問1は基本的には計算問題が出され、還元算、小数・分数の絡んだ四則計算など込み入った計算問題が出題されます。
大問2以降は応用問題となり、前半は数の性質、割合、比などの基礎力が試される問題が多く出ます。
後半から図形、数の性質、速さ(旅人算)を中心に難易度の高い応用問題が登場します。
「図形」は男子上位校によく見られる、平面図形の面積比・相似比、回転移動や回転体の体積、立体の断面など難易度が高く、図形の力を深く問われる良問が出されます。
「数の性質」は規則性と場合の数がよく出され、本校の特徴である論理的な思考力が求められます。
速さ(旅人算)は比やグラフと絡めた複合問題形式で出されることが多いです。
他にも和差算、仕事算、推理算、消去算などの特殊算がよく出題されます。

算数・過去問対策コーチング
聖光学院中学校・算数の合格目安は65%です!
聖光学院の算数攻略は思考力の裏づけとなる「磐石の基礎力」の養成です。
まずは速くて正確な計算力です。
普段から厳しい時間設定で問題を解き、なおかつ途中式を書き、常に最短の解法で解くように意識しながら、練習を積み重ねていきましょう。
その上で図形を中心に、各単元を掘り下げていきましょう。
「図形」については、まずは面積、体積、長さ、角度、展開図、縮尺、面積比・体積比など平面図形・立体図形の各単元を標準レベルまで幅広く押さえていきましょう。
その上で割合・比を利用した解法など工夫して解く習慣を身につけ、相似や対称、立体図形などが絡んだ応用問題に挑戦していきましょう。
「数の性質」は特に思考力が問われます。
基本的なパターンを覚えた上で、問題を様々な角度から考える思考力やパターンに当てはまらなくても解答を導き出す論理的な思考力を養いましょう。
「速さ(旅人算)」については旅人算の問題に関して基礎・標準レベルの問題を中心から取り組んでください。
ただし複合問題形式で出題されることが多いので、複合問題の練習も十分に積んでください。
そしてこれらのことを全て途中式を書き、時間管理を行ったうえで、実行してください。
これらのことを踏まえたうえで、過去問には早い段階で取り組んでください。
本校の算数は独自性が強いため、今まで見たことのない形式の問題が出されます。
これらの問題に早くから慣れておくことが志望校合格への近道となります。

聖光学院中学校・国語

試験時間:60分
満点:150点
問題難易度:B(A・B・C・D・Eの5段階)

国語・過去問傾向分析
聖光学院・国語の試験時間は60分、満点は150点です。
本校の特徴は、知識・読解・記述といった国語の総合力が問われる問題傾向にあります。
知識問題は独立した大問として出され、漢字の読み、漢字の書き取り、語彙の問題が5問ほど出ます。
単純に出されるだけでなく、熟語や慣用句、ことわざなどと絡めた問題も出され、難易度はやや高めです。
文章読解問題については例年2題出題され、論説・説明文から1題、小説・物語文から1題という組み合わせが基本となります。
文章自体は読みやすく、論説・説明文では内容・要旨の理解、小説・物語文は登場人物の心情の読み取りが中心です。
ただし、いずれも「一問一問の問題文が長い」という本校独特の難しさがあります。
このため出題数の割には時間がかかり、時間配分を誤ると試験時間が足りなくなってしまいます。
解答形式は選択式中心ですが、内容説明を求められる記述問題が2、3題出るため、要約する力や表現する力も求められます。
このように知識・読解・記述という切り口から国語力を偏りなく見られる問題の作りとなっています。

国語・過去問対策コーチング
聖光学院中学校・国語の合格目安は65%です!
知識・読解・記述の「国語の総合力の養成」が本校攻略のポイントです。
まずは知識問題です。
語彙が豊富であれば、長文読解において確実に有利になります。
本校の知識問題については複数の読みを持つ漢字がよく出されるので、音読み、訓読みは当然とし、熟語例や部首、漢字の意味まで掘り下げていきましょう。
また、普段から文章読解の学習の中でわからなかった語句を、熟語、ことわざ、慣用句などにジャンル分けし、ノートにまとめておきましょう。
文章読解問題は選択式中心ですが、普段の学習では「選択式ではなく記述式で解答する習慣」をつけてください。
加えて、ただ答えを記述するのではなく、導き出した解答の根拠をきちんと述べられるように練習しましょう。
そして間違っていたら、自身で書き出した根拠と正答を比べ、間違いを修正し、読解のズレを無くしていってください。
また「一問一問の問題文が長い」ということについては問題文を読んでから解答していく練習を積めば対応できます。
記述対策は上記のように読解の練習を絡めて行うだけでなく、要旨の要約などの練習も必要に応じて加えて行ってください。
これらのことを踏まえた上で、早い時期から過去問を解き始めてください。
選択式の問題傾向という点で似ている「芝中学校」「豊島岡女子学園中学校」、要約という点で練習となる「海城中学校」「桐朋中学校」などの過去問も利用してください。

※理科・社会の対策は割愛させていただきます。

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