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慶應義塾中等部・過去問対策コーチング

慶應義塾中等部・算数

試験時間:45分
満点:100点
問題難易度:C(A・B・C・D・Eの5段階)

算数・過去問傾向分析
慶應中等部の算数の試験時間は45分、満点は100点、設問数は20問程度です。
最大の特徴は、試験時間の割りには設問数が多く、解答スピードが求められるということです。
また合格平均点が高水準になるという特徴もあります。
ただし、それほど難しい問題が出ることは無く、出題される応用問題も典型的なものがほとんどです。
問題内容としては、計算問題は小数・分数を含む四則演算、還元法を使う問題(逆算)、分数の性質を利用した計算や割合、 数の性質などがよく出題されます。
そのうち数の性質では約数・倍数、規則性、組み合わせ、場合の数など幅広く出され、特に場合の数が頻出となっています。
比は基本的な問題が出ることが多く、一方、割合、比例式、食塩水の濃度などは応用的な問題として出される傾向にあります。
特殊算では旅人算、平均算、差集め算、相当算などがよく出題されます。
図形では、角度・長さ・面積・体積を求めるオーソドックスなものに加え、図形の性質を使用したものや、点や図形の移動による面積変化を求めるものやグラフの読み取りを絡めた問題も出ますが、いずれも難問は出ません。

算数・過去問対策コーチング
慶應中等部の算数の合格目安は75%です!
攻略のポイントは「素早く問題を理解・解答する力」と「苦手な単元をつくらないこと」です。
まずは素早く正確に解答できる計算力の養成です。
毎日の学習計画を立て、日能研の『マスター計算問題集』などの計算問題集を一冊つぶしこみましょう。
その際、「時間と分量を決めること」と「途中式をノートに書くこと」を心がけて取り組んでください。
中等部の入試では途中式を書くことは求められませんが、途中式を書くことによって、ミスしたところの履歴が残り、復習の際の効率があがります。
また普段から時間と分量を決め、時間配分を意識しながら、問題を解くことによって、緊張感への耐性がつき、計算ミスが減り、解答の正確性が増していきます。
これらを日々の基礎トレとして、できれば朝の時間帯に行いましょう。
次に、特殊算、数の性質・場合の数、割合、図形の単元を中心に、共通レベルまで復習を徹底し、定着させましょう。
割合は比較的難易度の高い問題が出る傾向にありますので、日能研の『強化ツール』などのテキストから類題をピックアップし、様々なパターンに対応できる力を身につけてください。
また、ここ数年、点や図形の移動による面積変化を求めるものなど、図形の力を重視する傾向が見られます。
ですから、最優先で図形問題の練習に取り組んでください。
ちなみに……
難問は出ないといってもグラフや表と特殊算を絡めた複合問題は出ます。
複合問題についても日頃から演習を積み重ね、問題を見たら解法がパッと思い浮かぶようにしておきましょう。

慶應義塾中等部・国語

試験時間:45分
満点:100点
問題難易度:D(A・B・C・D・Eの5段階)

国語・過去問傾向分析
慶應中等部の国語の試験時間は45分、満点は100点、大問数は4~6題程度です。
算数と比べると時間設定は厳しくなく、適度なものとなっています。
ただし、問題の難易度が低い割には、受験生のレベルが高いため、合格平均点が高水準となり、苦手な単元が合否に大きな影響を及ぼすという特徴があります。
出題内容としては2題程度が文章読解問題、残りは漢字の読み書き、語句などの知識問題となっています。
小説・物語文はあまり見られず、論説・説明文と随筆から多く出ます。
設問については総合問題形式となっており、内容の読み取り、要旨、内容吟味、語句の意味、指示語、漢字などあらゆる角度から国語力が問われます。
そうはいっても、先述の通り、問題の難易度は低く、文章自体平易なものが多いです。
また、解答形式は選択式が主で、記述についても自由記述ではなく、抜き出し程度ですので、苦労することは少ないでしょう。
知識問題については、注意が必要です。
一見すると国語の問題ではないような社会常識を問う問題や、数詞やお札の実物に関する問いなど独自の問題が多く出題されますので、普段から国語に興味を持つことが求められます。

国語・過去問対策コーチング
慶應中等部・国語の合格目安は80%です!
慶應中等部・国語の攻略のポイントは三点です!
一点目は「苦手な単元を作らない」ということです。
中等部の国語は総合問題形式で様々な角度から国語力を問われ、なおかつ合格平均点が高水準になります。
まずはバランスの取れた読解力を身につけましょう。
論説・説明文については「指示語の把握」「接続詞の理解」「意味段落分け」など、文脈のポイントを押さえる学習を行い、内容を正確につかみとる練習を行ってください。
物語文については上記のポイントに加え、「場面の変わり目」をつかむ練習も行いましょう。
また、知識問題については積み重ねが重要です。
朝もしくは寝る前の15~30分程度、基礎トレとして知識問題の練習を学習スケジュールに組み込んでください。
二点目は「普段から国語に興味を持つ」ということです。
「読解については本をたくさん読むのがいい」とよく言われますが、大手進学塾のカリキュラムに追われ、忙しい受験生には現実的ではないかもしれません。
ですから本でなくても構わないので、教科書の文章や新聞、雑誌などに慣れ親しみ、活字に触れてください。
加えて、普段から漢字や言葉の読みや意味などに疑問を持ったら、すぐに辞書を引きましょう。
人に聞いても構いません。
日々の生活の中で国語に触れ合える環境を周りも協力しながら、作っていきましょう。
三点目は「満点を目指して過去問を解く」ということです。
満点を目指すために、テスト中の時間の使い方、余白の使い方など細かいテクニックが必要となります。

※理科・社会の対策は割愛させていただきます。

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